05.12.15   
11/26.27 日山協自然保護委員総会が開催されました。

平成17年度(社)日本山岳協会自然保護指導員総会が、11月26日(土)〜11月27日(日)、千葉県山岳連盟の主管で1都1府16県79名の参加者を得て、千葉県鴨川市にて開催されました。

「日山協自然保護指導員の役割と指導にあたっての対応」について議事と情報交換が行われ、指導員の腕章を付けた啓発活動のあり方と環境省の自然公園自然保護指導員との関係についての話題が中心となり、白熱した意見交換が行われました。

翌27日は関東地方でも紅葉が遅いことで知られる折木沢の猪ノ川渓谷と東京大学千葉演習林を6班に別れ現地視察が行われました。

折木沢橋からダム湖にそそり立つ絶壁と湖面に映る美しい紅葉の眺め、そして一面レンガ色に染め上がるメタセコイヤの林が印象的でした。

千葉山岳連盟の皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。

大阪府山岳連盟参加者  井原道弘、寺本 勲 2名

(記:井原道弘)
(写真提供:井原道弘氏)   
総会風景 日本山岳協会 田中文男会長挨拶 総会風景
(写真提供:井原道弘氏)   
折れ木橋から眺めるそそりたつ絶壁と
ダム湖面に映る美しい紅葉。
猪ノ川渓谷の紅葉
黒滝 メタセコイヤの林

メタセコイヤの球果と雄花の冬芽
「メタセコイヤ」(スギ科メタセコイヤ属)
メタセコイヤ属の植物は絶滅したと考えられていたが、1945年中国の揚子江の支流で発見され、採取された種子がアメリカで育てられ、第二次世界大戦後、世界各地で栽培されるようになりました。
化石として日本各地で発見されており、300万年〜100万年位前に日本でも生えていたと言われています。

メタセコイヤの葉は枝に対生して複葉に見えます。秋には紅葉し、短枝ごと落下する落葉性の針葉樹です。早春に葉の展開に先立って枝先に雄花の穂を多数形成ます。雌花は緑色で、球果を形成し、秋に種子を散布します。樹形が美しいこともあり、日本各地の公園や街路樹などに植栽されています。
理科の教科書にも生きている化石として記載され、有名になった植物です。

よく似た樹木に同じスギ科のラクウショウがあります。秋に紅葉して葉を側枝ごと落とすところは共通するが、メタセコイヤは対生に、ラクウショウは互生に葉のつき方で見分けられ、またラクウショウは沼や池、川などの縁に植えられ、根元に気根をだしいるので棲み分けで見分けることができます。

(記:石水久夫)



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