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団塊世代の定年間近になって登山に興味をもった冬山未経験者が、パソコンでふと目にした冬山講習会に軽い気持ちでトレッキングコースを申込み、事前説明会、蓬莱山での実地講習を経て、急遽不足装備を調達して、いそいそと八ヶ岳へ出かけてみました。 1日目の狭い夜行バスから開放されての行者小屋までのツボ足での雪道歩行は、暖冬のお陰でアプローチ林道は雪が少なく、技量&経験不足を道具でカバーと新調した靴のグリップが良く快調快調。しかし、登山道に入ってからは凍結した少しの起伏でバランスを崩すことが有り、「体重移動が出来てなく、まだまだです」の講師の指摘に、少々の自信もふっとびギヤフン! だが天候に恵まれ、写真で見た峰々が往くてに見えたときは想像以上の美しきに、冬山の寒さや危険をも凌駕する魅力に早くも虜になってしまった。 小屋での小休止後、滑落停止講習は柔雪の為、お尻で雪をかいての滑り出しで肩制動の基本姿勢を体験。雪山レスキュー講習では弱層テスト、雪崩ビーコン操作、埋没体験での参加者の真剣な内にも童心に帰った嬉々とした表情が印象的。寒さをわすれてシャベルでワッセ、ワッセと雪を被せ、ゾンデ棒をそろそろと突刺し探索するが感触がつかみ難くい。(こりゃ間に合わん、雪崩は恐ろしいぞな)2日目には硫黄岳を目指す。赤岳鉱泉からいざ登攀。本日の体調良好につきピーク到達は期待できそう。登山道は案外に混みあっている。早くも下ってくるパーティもあり岩場に腰掛けて譲ってくれている小さな目鼻穴だけの目出帽男性に「逆さパンダですな」と挨拶すると目が笑っている。街中では異様な風体も愛嬌があるのは樹氷や雪の精の影響か。途中でのオーバー手袋をしての衣服調整、アイゼン装着がもみじのお手々では(足の方は言わない)指先が遊んでいて事前練習にも関わらず難しく、つい外すことになったが強風下での不安がよぎる。 いよいよ稜線に出てピークを目指すがガスで視界不良。風が強く冷たさが想像以上であり、バイクツーリングでのネックウオーマークイブの目出帽ではゴーグルとの小さな隙間からさえ風が進入してくるので左手を風除けとして荷馬車の馬よろしく脇目も出来ずに前進あるのみ(パンダ帽がいる〜)。顔の凍傷とはどんな感覚なのかなあと考えた時に講師がケルンにパーティを集めホワイトアウトにより撤退する事を通達(表面上は残念、内心はホッ)。稜線を外れ風が無くなると春先のように暖かく感じられ 風の恐ろしい威力の実体験であった。 昼食休憩での赤岳鉱泉では綺麗なブルーのアイスキャンデーに若い女性が登攀(カッコイイ!)、下降時にはアイゼンを引掛け可愛いい悲鳴と共に逆さになる(カッコワルイ)がロープ補助の下、無事着地で拍手。氷壁の美しさに五十肩での左肩の痛みが無くなったらトライしてみたくなる。(氷と対面したら怖いやろなあ、無理かなあ、無理やろなあ、ツールの進歩に期待しよう。) 行者小屋を眼下に観る帰りの展望台からの大同心、小同心〜横岳〜赤岳〜阿弥陀岳の八ヶ岳連峰の展望に暫し見惚れる。下りでは雪のショック吸収によるものか膝への負担が少なく、疲れが夏山と全く違う経験であった。 ワカンを着けての歩行練習では樹林帯を直登、ラッセルも面白く、疲れを忘れて歩き回わる。 山小屋での暖かい食事、暖かい寝床、参加者との談笑、コタツそば講義、星降る夜空は残念ながら今回は観られなかったが、水が使えてシャワー&ウォシュレットトイレでもあれば三ツ星である。(贅沢かな) 今回は様々な貴重な冬山初体験をさせて頂き主催者の皆様に感謝感謝。 次の冬山講習はアルパインコースが目標! 4班スノートレッキングコース 横田 恒一 |
アルパインコース2班は、山本講師と3人の講習生。講習生のうち、私以外は、参加経験ありの方で不安もあったのだが、事前講習会ですっかり打ち解け安心して出発を迎えた。 ![]() 初日は、行者小屋到着後、赤岳鉱泉でアイスクライミング班と合流。アイスクライミングに挑戦。 夜は、沢山の参加者との交流もできた。 2日目は、文三郎尾根から強風の稜線をたどり、赤岳に登頂。感動の握手。途中で強風の稜線を少し下ると風が当たらす、ツェルトを広げて休憩。薄いツェルト1枚の威力を知る。 下山中は、ピッケル、アイゼン、ロープワーク、滑落停止、ラッセルなど盛り沢山の訓練を受ける。 初めての参加であったが、充実した内容と熱心な講師の方々、そして仲間との出会いに大きな満足感と感謝の3日間であった。 山岳会に所属していない私のような一般人が参加できる講習会は少ない。 これからも多くの人が、安全な山行を目指し、講習会に参加して欲しいと思う。 さぁ、次は、雪山レスキューの講習会に参加だ。 アルパインコース2班 山田まゆみ |
「風」 赤岩の頭をかすめる暴風に、思わず怯み無念の撤退。 「林」 深雪に地獄のラッセル続く尾根、空の青さに心癒され。 「火」 逃げ下りて芯まで凍てた身と心、命吹き込む行者のコタツ。 「山」 雪山はいつの時代も学びの場、足りない事を気付かす所。 岳連の登山インストラクターとしての、初仕事が今回の第63回冬山講習となり、私なりにテーマを決めて本番に望みました。「安全第一」で行こうと。判断で迷った時は、安全を優先しよう。 まだまだ未熟な私が出来る事は、これしかないと。現実に、赤岩の頭直下で、ホワイトアウトになりかけた。迷わず撤退を決断した事を笑う人もいるだろう。しかし、初仕事でパーティーのリーダーを任された以上、全員生還が鉄則である。この判断に誤りはなかったと確信しています。 しかし、無念の気持ちは中々晴れずに、酒でごまかしながら帰阪した。傷心の2日が過ぎた今、パーティーの笑顔の写真を見ながら、ペンを取っている。眺める内に、写真が語り掛けて来た。 「又、行ったらいいやんか」と。そうだね、山は逃げないからね。「動かざること、山の如し」武田信玄も見たであろう甲斐の空を、又 ラッセルしながら眺めたくなってきた。 心の中で「I,m sailing」を歌いながら。 特に、スノーマウンテンには感動しました。早速どこかでやってみたい。 人工雪崩の実験も、非常に分かりやすかった。これを書きながら、今発生した八甲田の雪崩事故に身震いしております。ここに来るまでの事前講習、打ち合わせ等綿密な計画の下に進めて来られた事を感謝しております。大阪府山岳連盟の先生方、松下喜美子先生、パーティーの皆様の暖かい声援のお陰で無事終了させて頂きまして有難うございました。今後共ご指導ご鞭撻宜しくお願い致します。 第5班 リーダー |
今回はリーダーとしての、気負いが、強すぎたのかもしれませんね。 山とは、自分自身が写しだされる鏡だと思っています。 否定も肯定もせず、ありのまま受け入れましょう。 最後のミーティングの時、全員で握手をした時の、皆の目の中の光をみて、 伊藤さんの「熱さ」が、講習会を前向きに、学びとろうとするパーティの求心力に、火をつけ、全員がそれぞれの目標、課題に対する手ごたえを、持って帰ると、確信しました。 これからも、 登山に不可欠な「心」と「身」の両輪を基盤に据えての、山行に携わって行きましょう。 5班スノートレッキング 講師 松下喜美子 |
チームは、石田講師と講習生4名の計5名。 テント設営後、小屋を少し下った雪原で、雪山レスキュー講習を受ける。 レスキュー講習の後、スノーバーや泥袋や立木などを使う支点の取り方、ロープワークを時間いっぱいビッシリと学習しました。 翌朝、赤岳へ向かう。
下山日の朝食時、ツェルトでビバーク体験をしたメンバーに感想を聞くと、寒くてあまり眠れなかった様子。私も、一度はビバーク体験をしてもいいかなと思いました。全員でテントを撤収し下山開始。何度も滑り、転びながら、無事に美濃戸口に到着し閉校式をむかえました。 参加前は、こんなに充実した講習が受けられるとは思ってもいませんでした。 1班アルパインコース 玉久睦巳 |
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画像アルバム1(2月/10日)ページ1
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