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平成19年度 第2回 指導員研修・研究会

日 時:平成19年10月20日(土)
場 所:百丈岩
テーマ:介助懸垂
参加者:22名 

 第2回目の今回のテーマはリードレスキューの中での「介助懸垂」とした。
秋晴れの下、指導員が一同に集まり一つのテーマについて熱く検討しあう姿は壮観であり、新しい技術の紹介が多数あり 皆さん、熱心にメモを取っておられました。
また、大阪労山の方が初参加され意見の交換が行われました。

 ◆実施内容
5班に別れて櫓とその横の自然壁を利用してリーダーレスキューを行う。
使用テキストは「登山技術全書?セルフレスキュー。(日山協遭対委員会常任委員・渡辺輝男氏著)」を使用する。

1 自己脱出
・ 各種の仮固定。
・ 各種のフリクションノット。
・ マリナーノット、行って来い結び。

2 クライムアップ      
・ ロープにテンションを掛けないフリークライムが基本。
・ 救助者のロープへのバックアップ法。

3 介助懸垂
・ デイジーチェーンを使用しての振り分け法。
・  バックアップテープ(スリング)のセット方法。

4 強度テスト
・ デイジーチェーンの強度テストを実施した

櫓のはりにデイジーチェーンをセットし、重り(約50Kg)を落下さすが、1m弱の落下では少しの縫い目切断が見られただけ、1m強の落下では完全に切断された。(1箇所の環のみ。)

<感想>=カタログ強度(約180kg)より強度があるように感じた。
デイジーチェーンをどのように使うかによって、強くもあり弱くもあり、充分にその特性を熟知し、決して使い方を誤ってはならない。

参加指導員からの技術紹介
(1)懸垂中のトップ(最初に降りる者)が何らかのアクシデントで行動不能になった時、上にいるメンバーはどう救助するか?
・テンションの掛かっている懸垂ロープを使って事故者までの所に下降する方法
1.カラビナ・エイト環を使い、ロープをクロスさせて降りる方法
2.タンデム・プルージック(フリクションノットを二つ作る)で降りる方法
・事故者の懸垂下降器からテンションを抜く方法
1分の1又は3分の1システムを懸垂ロープにセットして行う
・フリクションノットが手の届かない所まで行った時のために、あらかじめ回収できるようにする方法
(2)懸垂ロープの回収方法。
・シングルロープでの下降時、補助ロープ等(スリング・アブミ・細引き等)を使ってロープを回収する。
(3)Kシステム=メインロープと同じ径のロープでプルージック登攀する方法
(4)支点のスリングの長さを調節する方法
(5)

報告者:岩田修一



懸垂下降中の救出法

支点の長さ調節法

メインロープどうしでのプルージック登攀法


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