指導委員会>大阪大学WV部講習会 07.8.1

大阪大学ワンダーフォーゲル部インドヒマラヤ遠征トレーニング講習会

場 所:剱岳
日 時:2007年(平成19年)7月20日(金)夜発〜23日(月)
参加者:7名
講 師:2名 (泉州山岳会<有永>、JAC関西支部<山本>)
実施内容:今までの習得した雪上技術及や登攀技術の再確認と習熟。


1日目:20日 、雨が降るなか大阪中央郵便局前を9時40分頃出発。

2日目:21日午前3時半に富山地鉄立山駅前駐車場に到着し仮眠をとる。6時15分始発のケーブルカーに乗り室堂に7時半に到着。別便で来たバス乗車の4名と合流し装備の点検を行なう。山と渓谷社のキャンペーンがありアミノバイタの試供品をもらう。雷鳥沢から剱御前小屋に行くまでに一度雪渓を横切る。剱沢の富山県警山岳警備隊派出所に登山届けを提出し真砂沢キャンプ場を目指す。今年は雪が多く一見どこでも歩けそうだがシュルンドに注意をしながら歩く。途中で源次郎尾根の取り付き点を確認する。長次郎谷の合流点に荷物をデポしスノーバーによる支点構築の練習を1時間ほど行なった。午後3時40分に幕営地到着。テント設営、食事を済まし7時就寝。

3日目:22日午前3時起床4時30分発。源次郎尾根を目指す。天気は昨日同様、雨が降ったり止んだりの曇天模様。1ピッチ目に取り付いていると、警備隊の2人パーティがやってきて、追い抜かれる。我々は4パーティに分かれそれぞれが単独パーティで行動しているので待ち時間を含めとても時間がかかる。1峰、2峰を越え30mの懸垂下降をして剱岳に午後4時到着。通常の登攀時間の約2倍の時間を要した。頂上で休憩の後、長次郎のコルから長次郎谷左俣に下降する。急傾斜かつ雪渓の様子がわからないので訓練を兼ねてロープをフィックスしてATCで確保しながら下降する。熊の岩手前からアイゼンのみで下降する。午後8時前に熊の岩の上あたりに到着。全員ヘッドランプを点灯し長次郎谷を下る。真砂沢の幕営地に戻ったのが9時50分。食事を終え就寝したのが午前0時前。

4日目:4時半起床。6時発で室堂を目指す。室堂に12時45分着。室堂発午後1時のバスに乗り2時15分立山駅に全員無事に帰り着く。荷物整理を終え自家用車のグループは白樺ハイツで入浴し4時半に出発をした。午後9時50分に大阪駅前に到着し解散した。


計画では熊の岩でのビバーグ訓練が入っていたが時間の都合、また天候を勘案し実施できなかった。また今まで講習した内容が充分マスターできてなく、ひとつひとつのことに多くの時間がかかり、行動に余裕がなかった。しかし悪天候の中を約17時間歩き通した体力・気力には感服した。

(記:指導委員長 山本一夫


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剱沢から源次郎尾根・八ッ峰を望む

武蔵谷

平蔵谷

源次郎尾根取り付き点へ

スノーバー(立て打ち)の設置例・・・
モーメントに注意!

支持力の検証
(7人でひっぱってみても大丈夫だった)

スノーバー(横置き・埋め込み)の設置例

源次郎尾根取り付き点

2峰からの懸垂下降

剱岳頂上(2999m)にて


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