07.2.8
 
スズメバチ注意!!

 厚生労働省の報告によると、全国で毎年20〜30人の死者が報告されるスズメバチ。夏から秋にかけてこの季節が1年でも最も活動が活発になる。しかも今年は春と夏に好天が続き少雨で、越冬したスズメバチの女王は春先に巣作りを開始するが、その際雨に濡れない場所を優先するという。雨が少ないことは巣作りがしやすく生き残る可能性が高まる。

 日本にはヤミスズメバチを除く16種が生息している。越冬した女王バチが4月下旬から巣作りを開始し、活動期間の長いキイロスズメバチなどは11月頃まで活動する。刺されると、激しい痛みと腫れを伴うが、2回刺された場合、強いアレルギー症状を起こし、死に至る可能性もあるので油断大敵である。

 防止策としては

1)黒いものに向かってくる性質があるので、黒いものを身につけない。

2)遭遇したら急いで駆け出さず、ゆっくり後ずさりする。

3)匂いに向かってくるので、香水や化粧品などは付けない!

などが指摘される。

 刺されたら直ぐ病院に行く事が大事だが、最近応急処置グッズとして人気を集めているのが「ポイズンリムーバー」(千円から二千五百円)。ピストン型の吸引具で、刺された患部から毒を素早く吸い出すことができる。

刺されない効果的な対策は、単純だが、巣のある場所に近づかないことであり、とにかくスズメバチは最も身近で危険な生き物であることを認識して山に入ることが大切である。

応急措置

刺された部分を水でよく洗い、できれば速やかに毒液を吸引器具(ポイズンリムーバー等)を用いて吸い出します。患部の腫れや痛みには冷湿布をし抗ヒスタ ミン軟こうを塗ります。ひどくはれたり、 じん麻しん・めまい・吐き気・息苦しいなどの症状があったら、すぐに医師の診察を受けます。


*事故例

1)滋賀岳連/遭難対策委員会竹村喜一郎氏からの情報

先週末、京都の山で「蜂による怪我」が全国版で報道をされていましたが、滋賀の比良山系でも蜂が出ています。地元の大津市消防本部/志賀分署でも異例の注意を促しています。

先週末開催をされました「チャレンジ比良登山大会」に於いても小女郎峠下部において蜂による怪我人が続出で、大会が一部中止になり役員(山岳連盟会員)も数名被害に遭いました。

比良山系の場所は特定は出来ません。各岳連に於かれましては比良山系に入山の際は十分にご注意を願います。  


2)大阪岳連広報委員会阪下幸一氏も四国石鎚山で実施された全日本登山大会に参加中キイロスズメバチに11箇所刺され入院するという事故に遭いました。




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